これは昨年の様子。
神戸市灘区の洋服屋さんセルフィッシュのオーナー谷さんがたまたま知り合った南三陸町の魚屋さんの三浦さん。さかなのみうらの通称タコ社長。
三浦さんはご自分のお店も壊滅状態だったにも関わらず、真っ先に物資の配給に尽力された方。その思いに賛同するたくさんの支援者が三浦さんの周りに集まってらっしゃいます。
この二人の繋がりからはじまった”南三陸町応援団”。
まだまだ復興には遠い東北の方々に、私たち神戸の人間ができることは。
タコ飯炊き出し班、バルーンアート班、取材班、カメラ班、プロの訪問美容師さんによるヘアカット班、看護士さんによる健康相談班、そしてわたしたち音楽班。
それぞれが出来る得意なことを手に、総勢21名でバスに乗り込みました。
21日は平成の森仮設住宅集会所、戸倉中学校仮設集会所、22日は志津川中学校仮設集会所、さかなのみうら前と合計4カ所を訪ねさせていただきました。
タコ飯、美味しいと大好評でした!タコは三浦さんのところのタコです。
今回はバルーンアートでがんばったあべちゃん。大人気でした!

音楽班。信頼できる大好きな仲間です。
リハーサルぎりぎりまで曲目に悩んだのですが、喜んでいただけて良かった!

ダンサー景子さん!美しかった、、、。

今回は懐メロを歌えるボーカリストがいなかったので、わたくし頑張りました!
歌は、、、とーーーーっても緊張します。てへへ、、、。
去年のことを覚えていて下さった方もいたり、私達のバスを最後まで見送ってくださったり、手作りのミサンガをいただいたり、、、。
震災から2年経過し、直後はたくさん演奏しに来たミュージシャンもとても少なくなっているそう。「今年に入って初めてよ、ありがとう。」と言って下さった方も。
自分の体験に照らし合わせると、2年でとても立ち直れてたとは言えない。
お洒落したりお化粧したりすることにまだまだ罪悪感がありました。
でもやっぱり人って美味しいものを食べたり、音楽を聴いたり踊ったり歌ったり、身なりを綺麗にしたり、そういうことって本当に大切だなと思います。
仮設の方々に少しでも笑っていただけてたらいいなあ。
お世話になった方々、集会場に足を運んで下さったみなさんに心からの感謝を。
自分が生業としていることでお役に立ててたら、こんなに嬉しいことはないです。
「また来てね〜!」って言っていただけたことが、何よりのご褒美です。
ありがとうございました。